やっぱり軽はオススメできない。

もし神様から「君たちは何がしたいの?」と聞かれたら、それに対する私の答えは、「神様なんだから、そのくらい分かってくださいよ」

皆さんご存じないかもしれませんが、私は今のところ自動車を造る会社で働いています。なのでたまには車の話をするとしましょう。

つい先日、 マツダ がデミオの3代目を発売しましたね。はっきり言って、この車はかなり良いと思います。今私はダイハツのムーヴ(スタンダード)に乗っておりますが、車を買った時期にもしこのデミオが出ていたならば、こちらを買っていたかもしれません。敵ながら天晴れ(?)、というやつですね。

具体的に見ていきますと、まず新開発のミラーサイクルエンジン(1.3L)と CVT の組み合わせが131万からというのはなかなかのコストパフォーマンスではないでしょうか。しかも普通 CVT にすると重量は重くなりますが、その分を差し引いてなお先代から 100kg 近く軽量化して、990kg に抑えています。結果として 23km/l (10・15モード) という燃費を実現しています。競合車で見ていくと、コンパクトカーの有名どころでトヨタの vitz が 21.5 、ホンダの fit で 24.0、日産の MARCH は 19.8 (1.5L と CVT の組み合わせ)といった感じですので、なかなかイケてると思います。

その他にも塗装色が多かったり、安全性能で JNCAP の6つ星を狙ってきているなど、細かなところでポイントを稼いでいます。でもまぁ良い車かどうかっていうのは最終的には乗り心地、走り具合になってきますし、それは運転したことのない私には分かりませんので、このくらいで止めておきます。ただ、発売した矢先にリコールサービスキャンペーンをやらかしているのが残念ですね。

ところで、次に私が買うつもりの車はデミオではありません。 TOYOTA のプリウスです。おそらく2008年末頃に3代目プリウスが発売されるものと思われます。私の今の車はローンの都合上少なくとも3年間乗らないといけないようですので、次の車に乗れるのは2010年初めになります。そのころにはある程度お金もたまっていることでしょう。中古車があれば、それでも良いですしね。3代目プリウスはハイブリットバッテリーに現行のニッケル水素ではなく、リチウムイオンを採用する予定のようです。これによって大幅な小型軽量化が見込めるかもしれません。ただ最近、ノートパソコンとかでリチウムイオン電池の信頼性が揺らいでいますから、スムーズに開発が進んでいるかは怪しいですね。しかも最近は家庭で充電してガソリンを使わずに走れる Plug-in HV なるものも開発されてるようで。お金を持ってるところはやることが凄いですね。こんな車が市場に登場したら、燃費という言葉、測定方法を考えなおさないといけませんね。

というわけで久々に車の話をしてみましたが、私が一番言いたいことは、今乗ってるムーヴのブレーキが半年も経っていないのに激しい異音を奏でているので、早く次の車に乗り換えたい、ということです。3年後が待ち遠しい。。

映画もあるので久々に。

もし私が神様だったら、人間に向かってこう聞かずにはいられないだろう。「君たちは何がしたいの?」

ようやく梅雨が明けたと思ったら、暑い日が続きますね。しかし今のところ欧州よりかはマシですね。40℃とかで外に出たらそらー死にますわ。。

さて、今日は通勤電車内で遭遇した奇妙な人物について書きましょう。そんなに長い話ではありません。私が電車内で座って本を読んでいた時、ふと顔を上げてみてみると、私の前に男性らしき人が立っておりました。その人は私から見て後ろ向きで、一心不乱に DS らしきもので遊んでいました。それだけならば最近では普通の光景といえますが、気になったのは、私の目の前に傘が立ててあったのです。普通、傘などは体の前側で持つと思いますが、彼の場合思いっきり背中側にありました。彼の両手は DS で塞がっています。傘の先端は電車の床についており、持つ部分は彼のシャツの中に隠れてしまっています。私は、「はて、この人はどうやってこの傘を支えているのかしらん」と考えたわけです。ざっと次のような可能性があります。

  1. ジーンズのポッケに入れて支えている
  2. ジーンズのベルトにひっかけて支えている
  3. しっぽで支えている
  4. むしろ、彼が傘に支えられている

このうちどれかが正解である可能性はかなり高いと言えるでしょう。これを確認するのはちょっと楽しみだ、と考えてチラチラと前の傘を盗み見しながら本を読んでいましたら、なんと彼は次の駅で、そのまま後ろに傘をブラブラさせながらスタスタと歩いていってしまいました。どうやら4番目はなさそうですが、結局真相を確認することはできませんでした。でももしかしたら上のどれとも違っていて、例えば懐かしのエヴァからヒントを得て、「実は傘のほうが本体で DS で遊んでいる彼はその影だった」というのが真相だったりするのではないかと考えた人は・・・さすがにいないかな。。

分銅を弄くり回す問題の解答

50年も前から、人がコウノトリの子供を運んできている、ということをそろそろ認識したらどうか。

雨が降り続く今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。今日はサッカーが楽しみですね。このままの勢いで頑張ってもらいたい。

さて、前回の話は意味を理解して頂けましたでしょうか。意味が分かった人ならば、その回答も大体思い浮かべられたことでしょう。要はなるべく分銅をケチれるような、良い天秤を考えたいだけです。私の回答は次のようなものです。

20070721-01

黒の線が通常の天秤だと思ってください。そこに赤い皿BとCを追加します。追加する位置は、黒い皿の腕の長さの半分の地点です。半分に見えないのは私の絵が汚いだけなので気にしないように。この赤の皿から見た場合、黒の皿は2倍の距離にいますので、1g の分銅でも 2g に見えます。シーソーで大人と子供が釣り合うためにどうしたら良いか、ということと同じですね。こういう装置ならば、 1g , 4g , 16g ・・と増やしていくと全ての整数が網羅できます。疑い深い人のために、3つの分銅まででどうなるかを表にしてみました。ちょっと疲れましたが、久々に table タグを思い出したので良しとしましょう。

各整数値の量り方の一例
A B C D
1g X 1
2g 1 X 4
3g 1+X 4
4g X 4
5g X 1+4
6g 1 X 4
7g 1+X 4
8g X 4
9g X 1 4
10g X 1+4
11g 1+4+X 16
12g 4+X 16
13g 4+X 1+16
14g 1 X 16
15g 1+X 16
16g X 16
17g X 1+16
18g 1 X 4+16
19g 1+X 4+16
20g X 4+16
21g X 1+4+16
22g X 4+16 1
23g 4 1+X 16
24g 4 X 16
25g 4 X 1 16
26g 4 X 1+16
27g 1+4+X 16
28g 4+X 16
29g 4+X 1 16
30g 4+X 1+16
31g 1+X 16
32g X 16
33g X 1 16
34g 1 X 4 16
35g 1+X 4 16
36g X 4 16
37g X 1+4 16
38g 1 X 4+16
39g 1+X 4+16
40g X 4+16
41g X 1 4+16
42g X 1+4+16

こんな感じです。Xが左の列の質量だと考えた場合に、天秤は釣り合います。答えだけというのも寂しいので、なぜこんな回答に至るのか、ということを少し解説しておきます。実は前回ちょっとヒントを出していました。「2進数的なほうは和だけなのに対して、3進数的な場合は和と差を利用している」みたいなことを書いたと思います。じゃあその次は?と考えると、当然、積を思い浮かべます。つまり任意の分銅を2倍にしてくれるような仕組みがあれば、なんとかなるのではないか、と考えるわけです。それを表にしたのが上です。じゃあこうなるためにはどんな装置だろうかと想像してみます。ここで、天秤というのが純粋な質量を比較するのではなく、厳密には支点周りの力のモーメント(皿に作用する力と位置ベクトルの外積)を比較しているということに気付けば、答えは簡単です。別にモーメントやら外積やら難しい言葉を知らなくても、最初に書いたシーソーの釣り合いのイメージがある人は思いつくでしょう。

これで4進数は解決できました。じゃあ5進数や、その先はどうでしょう。これはもうは簡単ですね。5進数的に分銅を使いたければ、支点から 1/2 と 1/3 の地点に皿を用意してやれば良いです。1g の次に 100g しかない場合は、1/98 の地点まで点を取ってあげれば良い。もっと分銅をケチりたければ、もっと細かく皿の置き場所を作ってあげれば解決します。ただしあまりやりすぎると、精度が落ちてきて、質量を量っているのか長さを量っているのか分からなくなるので、ケチるのもほどほどに。

分銅を弄くり回す問題

問題を作ろうとしないから、いつまでも解くのが難しいと感じるのだ。

ぺらぺらと知り合いの mixi 日記を巡っておりましたら、大学時代の先輩の日記になかなか面白い問題が書いてありました。こんな感じです。

上皿天秤で、1g から 40g までの任意の重さ(質量)を 1g 刻みで量るためには最低何個の分銅が必要か?

今日はこれにちょっと便乗して、もう一歩先まで考えてみることにしましょう。まず考えるのは、1g と 2g の分銅があれば、それを上皿天秤の片方に一緒に置くことで 3g 分になるので、次は 4g があれば良いかなぁという感じです。これの続きを考えていくと、 1g , 2g , 4g , 8g , ・・・と2進数的に分銅があれば、その間の整数も組み合わせによって網羅できます。で 40g までいかないといけないので、必要な分銅の数は 1g , 2g , 4g , 8g , 16g , 32g の6個という結論になりますね。ただこれは 32g があれば、63g まで量れてしまいます。問題は 40g です。こういう時に「なんとなく気持ちが悪いな」と感じることが大事でしょう。問題製作者が適当に数字を言った可能性もありますが、例えば答えに変な余剰があったり、全く使っていない条件があったりする場合には再度検討したほうが良いでしょう。

今回の問題で言いますと、上皿天秤というのはもう少し上手い使い方ができるわけです。それはまず 1g と 3g の分銅を考えます。これらを左右それぞれの皿におくことで、その差である 2g が量れますね。また、片側に一緒に置くことで 4g も量れます。じゃあ次に必要な分銅は・・と考えると、先ほどの経験から今度は3進数的に刻んでやれば良いのではないか、と類推できます。1g , 3g , 9g , 27g ・・・という風に。これは左右の皿に上手く振り分けることで間違いなく 1g ずつ、 40g まで量れます。最初の回答が和だけしか利用していないのに対して、今回は和と差を利用しているのが大きな違いですね。

さてさて、長くなりましたが実は今までのは前置きです(笑) 今見てきた中でちょっと面白いのは、効率よく量ろうとしたら分銅の質量は 2進数刻み、あるいは 3進数刻みになるということです。・・すると理系の人ならば必ずといって良いほど、こう考えるでしょう。それはここからもっと進んで、4進数(1 , 4 , 16 , 64・・・)や5進数(1 , 5 , 25 , 125・・・)、あるいはもっと一般に n進数(1 , n , n^2 , n^3・・)的に質量を刻んだ分銅で任意の質量を 1g ずつ量れないか、ということです。こんな風になんでも一般化したがるのは悲しい(?)理系の性(さが)ですので、まったくもって理解できないな、という人は別に理解しなくても良いと思います(笑) 今回はまぁとりあえず最初の4進数だけを考えましょう。よーするに考えたい問題は、「1g , 4g , 16g・・・という4進数的に値を刻んだ分銅で、任意の質量を 1g 刻みで量るためには、どのような装置を用いたら良いか」です。先に装置が与えられていて、その手法を考える問題はよくありますが、やりたい手法が先にあって、それを実現する装置を考えるということもエンジニアをやっていく上ではしばしば必要になるでしょう。答えはもちろん一つではないです。しかしなるべく理解しやすく、かつ実現しやすい装置であったほうが良いでしょうね。外は台風で危ないですし、暇な人は家の中でのんびり考えてみて下さい。

HNを再帰的頭字語にしてみる。

「誇りを持て」と説く人の多くは、それによって自分が不利益を被る場合にどうしたら良いか、ということまでは教えてくれない。

最近、姿勢の良い人に憧れている非水です。みなさんこんにちわ。やっぱり椅子に座ってパソコン触る方が良いのかな。。 さて、突然ですが再帰的頭字語というのをご存じでしょうか。略語を正式名に展開すると、そこにまた自分自身が入っているという略語のことです。詳しくはリンク先 (Wiki) を読んでもらえば分かります。GNU や PHP などが有名ですね。GNU って何の略?と尋ねると GNU’s Not Unix! ( GNU は Unix ではない!) となるわけです。この説明になっているようななっていないような、まるである単語を辞書で調べたら、その説明にその単語自身が使われていたみたいな、そんな再帰的な感覚が面白いものと思われます。なんとなく、商用よりもオープンソースプロジェクト等でこうした遊びが好まれるようですね。

ということは、オープンソースを愛する人間の一人として、私の名前も再帰的頭字語でなければなるまい、と思い立つのはそれはもう当然の成り行きです。自然の摂理です。「 Hisui って何の略なんですか?」と姿勢の良い美しい女性に聞かれた際に、何も考えていなくて口ごもるなどという事態は絶対に回避しなければなりません。たとえばこんな感じです。

Hisui Is Strong and Ultimate Invincible

「非水は強くて究極かつ無敵の存在だ」・・・小学生っぽいですかそうですか。まぁ別に力が強いわけではないしな。これは単なる例です。他には、

Hisui Is Sophisticated Unique Idol

「非水は洗練された唯一無二のアイドルだ」とかね。これは正しい。・・・何か文句でもございまして? Idol を手がすべって Idler としてしまったら、類稀なニートかと思われるので注意が必要です。あるいはあるいは、

Hisui Is Strange and Unintelligible Individuality

「非水は奇妙で理解しがたい人格だ」とかね。「これも正しい」とか思った人は京都市に向かって五体投地しながら謝罪したまえ。暇な人は自分のHNでも同じように遊んでみましょう。

リップクリーム

リップクリームってやつがあるね。唇が乾燥したときに塗る、あれ。でもどこかで読んだんだけど、あれを塗るのはあんまり良くないらしい。良くないっていうのは、あれを塗ることによってもちろん一時的には唇の乾燥はなくなるんだろうけど、そうやって乾燥する度に塗っていくうちに、唇が本来備えている潤おうとする働きが失われるらしい。気持ちは分かる気がするね。乾燥する度に塗ってくれるなら、自身は何もしなくなるのも自然なこと。

だからみんなリップクリームを塗るのはやめなさい、なんて言うつもりはさらさらなくてね。塗りたければ塗ったらいいんだよ。自分の唇なんだし。塗らないと生きていけないんだ、と信じている人もいるだろう。それは別に良い。僕が何より気に入らないのは、自分が塗ってるからといって、それを他人にまで勧めてくる人たちだ。その人の唇が乾燥しているかどうかとかそういったことは一切考えず、素晴らしいから君もやりなさい、とバカの一つ覚えのように言ってくるやつら。あなたにとってどんなに素晴らしくとも、残念ながら僕には全く必要がないんだ。たとえ乾燥することがあったとしても、そんなものを使う気はないんだ。

分かるかな? 人に宗教を勧めるっていうのは、これと同じくらいに愚かだということが。人数を増やしたいという君たちの事情なんて、知ったことじゃないんだよ。頼むから、乾燥していない人の唇にリップクリームを塗りつけるような、そんな迷惑なことをしないでくれ。