想像するだけでも楽しい。

人の振り見て、我が振り貫け

まだ朝晩と昼との温度差が激しいが、ちょっとずつ暖かくなってきたかな。私なんてまだダウンのジャンパーを着ているというのに、外を見るとすっごい薄着で歩いている人もいる。あそこまで体感温度が違うとなると、このままのペースで夏になれば、裸になっても耐えられないんじゃないかとはた目から見ても心配である。

さて、前回には確か、充分に学習が進んだ賢いAIは、もはや人間と見分けがつかない、という話をした。AIはあくまでもソフトであって生身の体をもたない。見分けがつかないというのはモニター越しのコミュニケーションに於いて、という限定付きではある。しかし将来的に人同士の生身の接触はどんどん減るだろうから、モニター越しでのコミュニケーションの重要性が増すのは間違いない。

じゃあ人間と遜色ないほど賢く、かつ人間より遥かに処理能力に優れるAIが出てきたとして、我々の大好きなMMOに具体的にどのように利用されていくのかを考えよう。私は次の3つが起こると予想している。

  1. NPCのAI化
  2. プロシージャル技術によるコンテンツのAI化
  3. プレイヤーのAI化

・・・うむ。まぁつまりは全てにAIが絡んでくるということなんだけど・・・。個別の内容に少し触れると、

1についてはまぁ容易に想像ができる内容だろう。単にコミュニケーション・表現が豊かになるというだけではない。プレイヤーおよびキャラクターの基礎データ・今までのゲーム内での振る舞い・他者との相対的立場などなどのビッグデータをリアルタイム処理することで、個々のプレイヤーに応じた受け答えを動的に行なうようなNPCである。

NPCがバカの一つ覚えのような受け答えをしなくなると、ゲームへの没入感がかなり増すのは間違いない。また、自身の言動がNPCへと反映されるので、ゲーム内で社交的に振る舞うインセンティブとしても働いてくるかもしれない。例えばPKに明け暮れて評判が悪い人は、NPCからも嫌われてサービスを受けられないとかそういう感じかな。

2はなんのこっちゃという人も多いかと思うが・・・ Procedural (発音としてはプロセジュラルが近い)とは、手順・手続き上の、といった意味なんだけど、要は人間がいちいち、Mobの動きとか、マップとか、背景とかを事細かにデザインするのではなく、AIに自動生成させちゃいましょうよ、という技術である。すっごく低レベルなものでいうと、インスタンスDのマップ自動生成なんかもこれに近い。ただ今の段階では、やはり人間がデザインの大枠を決めて、あくまでもその範囲の中でちょっとだけ乱数要素を持たせた自動生成という形だが、この人間が関わる部分をどんどん減らしていこうという動きになっていくと予想される。

ゆくゆくは、例えばマップの木々や雑草が成長し、その速度は季節や場所によって変化し、人が多く通るところは拓けるが人があまり通らないところは鬱蒼と茂るといったことも可能になる。Mobやクエストの自動生成なんかもできるだろう。(そう考えると、1のNPCを特別扱いする必要もないのだが、まぁ実現の難しさから考えたステップということで・・・)

これらは単に物理シミュレーションの精度を上げてひたすらにリアルさを追求すればいいってもんでもない。いかにゲーム性(快適さ)を残しつつ、現実性を築き上げて、ゲームの面白さ、依存度を上げていくかというノウハウが今後蓄積されていくだろう。

またまた長くなったのでいったんここで区切ろう。続きはまた次回。

でわ、またね。

広告

「想像するだけでも楽しい。」への1件のフィードバック

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中