カテゴリー別アーカイブ: あかでみっくな話題

At the end of the day

 人権には、「いつでも好きなときに死ぬことができる権利」も含まれる。

先日に調べた血液検査の結果によると、どうやら私の腎臓がサボタージュしていて、腎機能が5割ほど低下しているらしい。血液検査をどこまで真に受けるべきかという気もするし、いつ死んでも後悔がないように好きに生きているから別に良いんだが、たまには感傷的な気分のままに個人的な、徒然とした話しなどもしてみよう。

インターネットが世の中に出始めたのがいつ頃か知っているだろうか? ちょうど Windows95 が出て家庭内にPCが普及し始めた、1995~6年頃だ。今からほんの20年前にはネットなるものは存在していなかったに等しい。Google も Wiki もない時代に人はどうやって調べ物をしていたか? 人に聞くか、本を買うか、図書館などで調べるか、だった。それでも分からず、かつ、どーしても知りたい時は自らやってみる。生まれた時からネットがあって、どこかしらに誰かの答えがあるのが当たり前の若い人たちにはあまり理解できないかもしれない。

20年の間に色々なものが流行り、廃れていった。変わってないものを探すのは非常に難しいが、例えば2chのような匿名掲示板群は、今も昔もほとんど変わらないように見える。相も変わらず数学板では、「マイナス × マイナス = プラス となるのはなぜか?」なんてスレッドが立ち、物理板では「飛行機が空を飛べるのはなぜか?」なんて話題が出る。きっと30年、40年経過してもなお、こうした掲示板では時が止まっているかのように同じ議論が繰り返されるのだろう。そこだけを切り取って100年200年過去の人に見せると、人類はほんと馬鹿だなぁと思うかもしれない。

子どもの頃から算数、数学が好きで、小・中・高とそればっかり勉強してきた記憶がある。ただ高校後半や大学にもなると数学がどんどん抽象的になって、現実的な事象へのアナロジーが難しくなってしまって、少しだけ興味が薄れた。その代わり、数学という道具を必要な分だけ上手く使う物理学や化学の興味が強まり、大学は物理学を専攻した。そういう経緯から、気が向いた時にチラチラと2chの物理板や数学板を眺めたりもした。

その物理板の有志が制作したと思われる、私もとても気に入っている Flash がある。既に Flash というコンテンツも世の中から消えつつあって各種ブラウザではブロックされてしまうこともあるので、 MP4 に変換してアップしてみた。1分程度で、とても面白いと思うので見て頂きたい。

いかがだろう、面白いと感じただろうか? 何が面白いのかサッパリ分からない、という人もいるだろうし、それはそれで仕方ないとは思う。

なんで私がこれが好きかというと、物理学という学問、そして物理屋という人種の特徴を非常によく表していると思うのだ。それは敢えて文章化するとしたら、

  • 既存の知識を流用したがる
  • 視点を変えたがる、客観的に見たがる
  • 明らかに可能性が低いものまでも、考慮したがる
  • 一般化、普遍化、抽象化せずにはいられない
  • 本来の目的を見失っても、何かしら結論が得られるととても満足する

といった感じだ。多くの人にとって極めてどうでも良いことを謎だと思い込み、不思議だ、なんでだと騒ぎたて、自分なりに納得ができる答えや解釈を見つければもうそれだけではっぴー。

もちろん学問である以上、ひたすらに独りよがりというわけにはいかず、実験できる範囲では実験して確からしさを調べはする。でもそれが容易にはできないこともしばしばある。そんな時に他人が少々疑問を呈したくらいでは歯牙にもかけない。なぜならその問題に対しては、自分が誰よりも世界で一番深く考察してきたという自負があるからだ。(これは大げさではなく、実際そうであることが多い)

恐らく客観的にみて、私も大体そんな性格で、きっと死ぬまで変わらないだろう。なのでもし私の言動で不愉快に感じることがあったとしても、「まぁ変な奴も世の中にはおるからな」程度に考えて、極力労力を使うことなくサラッと離脱してもらいたい。それをしないと自我を保てないかのように罵詈雑言を撒き散らす人もいるが、他人を攻撃して得られる満足感というのはとても虚しいものだ。

さて、死ぬまでにあとどれくらいのしょーもない不思議を見つけて、解決した気になって、自分だけの満足を得ることができるだろうかね。世の中には嫌なことも多いがそれ以上に楽しいことがある。だから私は今日も生きるのをやめないのだろう。

でわ、またね。

能ある鷹は人前に出ない

1人前になるというのは、分からないことを人に教わるより自分で調べたほうがコストがかからない、と思うようになることだ。

どうもこんばんわー。3月というのは寒暖の差が激しくてほんと過ごしにくい。週の前半は雪が降って後半は20℃の陽気とかほんとやめてほしいわ・・。仕事もそれなりに慌ただしいので体調には気をつけたいね。

ブレソは引き続き充電期間かな? 過充電で暴走しちゃわないかな? まぁ少し仕事が忙しい私からすると大した問題ではないのだけど。ストレスが溜まってる人は気分転換に別のゲームでもやるといいかもね。

はるぽん(上の子)が小学校で故事成語・慣用句なんかを調べて発表する授業をしたそうだ。グループごとにテーマ別(?)で色々と調べるみたいな。彼の担当は「鳥」が入った慣用句。

鳥類を含んだ故事成語・慣用句、ねぇ・・・。皆さんは何を思い浮かべるだろうか?

私が一番に浮かんだのは、「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」ってやつだ。これは私の好きな言葉の1つ。なんと4種類もの鳥が出てくる。これらの種類説明をしているだけで1分は潰せる。軽く理科的な話題で文系嫌いな子どもたちの興味を掴む。「いずくんぞ~~や」なんて古めかしい表現も良い。どこまで小学生に伝わるかは知らんが、極めて教育的だ。

出典も文句ない。2000年以上前に書かれた史記なる文書が今に伝わっているというのは凄まじいことだ。聖書的な価値がある。10年後には唄った当人ですらも覚えてないであろう、今の世にはびこるクソみたいな音楽とは大違いだ。

意味も素晴らしい。自分が他人に理解されない理由がこの一言で完璧に説明される。無限の可能性を秘めた若者たちにうってつけの言葉だ。

鳥と言えばそんな素晴らしい例があるにもかかわらず、だ。その授業出てたのは・・・

  • 鶴は千年、亀は万年

・・・いや、その言葉特に意味ないよね?  人類の歴史が高々2000年だから誰も観測できてないよね?  それとも、高齢者を大事にしましょう的な意味なんだろうか?  少なくとも日本ではもう十分すぎるほど優遇されてるよね。

  • 雉も鳴かずば撃たれまい

・・それわざわざ小学生に言う必要ないよね? そんな小さいうちから同調圧力的な教訓を示唆してどーするよ。

  • 鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

・・・うーんw こういうどーでもいいエピソードみたいなんが取っ付きやすくて受けるのかなぁ。絶対本人が言ったと勘違いするやつがおるだろうな・・・。

などなど。まぁウチラがやってた授業も覚えてないけど、そんなもんだったのかなぁ・・・。教育ってムズカシイよね・・・。

でわ、またね。

対称性と保存則

美しいものを美しいと感じる、その感覚を研ぎ澄ますために、僕は勉強しているんだ。理解してくれなくてもいいけど、ね。

今日は7月26日。なんでもないように思えるこの日にちなんで、今日は少しだけROSEに関係のない、あかでみっくな話をしようか。

今から96年前の今日、即ち1918年7月26日付けで、物理学・解析力学において極めて画期的な定理が発表されている。それは Noether’s theorem (ネーターの定理) と呼ばれるものだ。物理屋さん以外にはあまり馴染みがないと思われるこの定理。一体何を主張しているのかというと、 ウィキを見るとこう書いてある。

系に連続的な対称性がある場合はそれに対応する保存則が存在する

・・・うーん。いつ見てもこれは惚れ惚れする美しさだ。この逆も言えて、保存則が存在する系には何かしらの対称性がある。

これの一体何が素晴らしいのか、パッと見では分かりにくいかもしれない。対称性って何? 保存則って何? って人もいるだろう。

小中学校などで「質量保存の法則」なんてのをみんな習ったと思う。化学反応の前後で質量は変わりません、みたいなアレだ。実はアレって嘘だということをみなさん知っているだろうか? 質量なんてコロコロ変わっている。光速に近い系や核分裂・核融合反応などなど。でも間違ってはいるけども、まぁ歴史的な経緯もあったり、初等的な化学の範囲内においては正しいとしてもそんなに問題はないでしょう、という程度のものなのだ。

それと比べ、中学・高校で習うエネルギー保存則や運動量保存則・角運動量保存則などは、正しい。この宇宙は、エネルギーや運動量が保存するように出来ているのだ。でもそれってなんでだろう? 現実に宇宙がそうなっているからしょうがない、と言えばそれまでだが、実はそれと対称性というのが大きく関係していますよ、というのがネーターが主張するところなのだ。

答えを言ってしまうと、エネルギーが保存するのはこの宇宙が時間並進対称性をもっているから。同様に運動量や角運動量が保存するのは空間並進対称性、回転対称性をもっているから、ということになる。大事なのはこれが原理や法則ではなく、「定理」だということだ。経験的なものではなく数学的に証明可能なもの。だからその他の色々な保存則についても同様のことが言える。電荷の保存則にはゲージ変換対称性、とかね。

ちなみに、こんな素敵な定理を証明したエミー・ネーターさんはドイツ生まれの女性である。

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解析力学のほか、環論においても重要な仕事をしている。女性への差別や戦争がなければ、もっと素晴らしい仕事ができたんじゃないかと思うと、残念でならないね。みなさんももし保存量を発見したら、その裏にどんな対称性があるかを考えてみると面白いかもしれない。

でわ、またね。

あなたの隣人ももしかしたら・・・

穴があったら、既に入っている(寒がりなくま)

今日も前回の話の続きだ。もうちょっと時間が経つと(あと30年後くらいか?)、AI(人工知能)がどんどん浸透して我々の生活もMMOもどんどん変わっていくだろうという予想をしている。その項目としては、

  1. NPCのAI化
  2. プロシージャル技術によるコンテンツのAI化
  3. プレイヤーのAI化

という3つを書いた。明らかに馬鹿そうなこうしたNPCも知性を持って、セクハラで訴えるような日がくるのだろうか?

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穴の中からNPCのふくらはぎを見つめる変質者の図。

1と2の話は前回を読んでもらうとして、今日は3だ。プレイヤーのAI化。これはつまり、今の時期にピッタリのやつ。そう、サクラってことです。(もうほとんど終わってしまったかな?)

サクラといっても、別にユーザー数を水増しするとかそういうみみっちい次元の話ではない。根本的に、MMOというのはある程度の規模・競争がないと面白くなりえないゲームだと思う。どれだけコンテンツやゲームシステムが優れていようと、人がいなければ経済も成り立たたず、コミュニケーションも乏しく、それではオフラインゲームと変わらない。そしてここでいう人とは、別に人間である必要はない

今のローズで、例えば人間と同じような振る舞いをするAIが新規・中間・ハイレベル層にそれぞれ1000人くらい混じるとしたら、どうなるだろう?

昼でも夜でも接続人数が大体同じになるように、AIが自動ログイン(ログアウト)して調整してくれるとしたら?

接続時間帯によらず、それなりの規模と公平性が確保され、大人数でないと難しいイベントなんかも挑戦しやすくなるだろう。ライトユーザーにも裾野を広げ、幅広く集金し、次の維持・開発費に回すことが出来る。

ただ、こうしたAIを実装・運用するというのはそれなりのリソースが必要である。今でいうFFみたいなグローバルで数百万人が接続するゲームならば可能だが、アクティブユーザー数が4桁いってないローズのような超小規模MMOでは、残念ながら何十年待っても無理な話だろう・・・。

でもこうした予想は、1つの可能性を示唆していると私は思うんだ。クラメンを募集したり、野良でPTとか組んだ時に、ちょっとコミュニケーションが不自由な変な人がきたとするじゃない。

そういう人達って、もしかしたら、学習途上のAIなんじゃないか?

だとしたら、ちょっとやそっと意思疎通が難しくたって、当然の話ですよ。むしろしっかり言語解析してそれっぽい返事をするだけでも優秀なほう。人間相手だったらイラッとくるようなことを仮に言われたとしても、相手がAIならしょうがないし、その自動学習に少なからず寄与しているハズ。ゲームをしながら社会貢献だなんて、なんと素晴らしい!

というわけでみなさんも、変な人がいたら「ああ、この人は多分AIなんだな」と思って、イライラしないはっぴーなローズライフをお送りくださいね!

でわ、またね。

想像するだけでも楽しい。

人の振り見て、我が振り貫け

まだ朝晩と昼との温度差が激しいが、ちょっとずつ暖かくなってきたかな。私なんてまだダウンのジャンパーを着ているというのに、外を見るとすっごい薄着で歩いている人もいる。あそこまで体感温度が違うとなると、このままのペースで夏になれば、裸になっても耐えられないんじゃないかとはた目から見ても心配である。

さて、前回には確か、充分に学習が進んだ賢いAIは、もはや人間と見分けがつかない、という話をした。AIはあくまでもソフトであって生身の体をもたない。見分けがつかないというのはモニター越しのコミュニケーションに於いて、という限定付きではある。しかし将来的に人同士の生身の接触はどんどん減るだろうから、モニター越しでのコミュニケーションの重要性が増すのは間違いない。

じゃあ人間と遜色ないほど賢く、かつ人間より遥かに処理能力に優れるAIが出てきたとして、我々の大好きなMMOに具体的にどのように利用されていくのかを考えよう。私は次の3つが起こると予想している。

  1. NPCのAI化
  2. プロシージャル技術によるコンテンツのAI化
  3. プレイヤーのAI化

・・・うむ。まぁつまりは全てにAIが絡んでくるということなんだけど・・・。個別の内容に少し触れると、

1についてはまぁ容易に想像ができる内容だろう。単にコミュニケーション・表現が豊かになるというだけではない。プレイヤーおよびキャラクターの基礎データ・今までのゲーム内での振る舞い・他者との相対的立場などなどのビッグデータをリアルタイム処理することで、個々のプレイヤーに応じた受け答えを動的に行なうようなNPCである。

NPCがバカの一つ覚えのような受け答えをしなくなると、ゲームへの没入感がかなり増すのは間違いない。また、自身の言動がNPCへと反映されるので、ゲーム内で社交的に振る舞うインセンティブとしても働いてくるかもしれない。例えばPKに明け暮れて評判が悪い人は、NPCからも嫌われてサービスを受けられないとかそういう感じかな。

2はなんのこっちゃという人も多いかと思うが・・・ Procedural (発音としてはプロセジュラルが近い)とは、手順・手続き上の、といった意味なんだけど、要は人間がいちいち、Mobの動きとか、マップとか、背景とかを事細かにデザインするのではなく、AIに自動生成させちゃいましょうよ、という技術である。すっごく低レベルなものでいうと、インスタンスDのマップ自動生成なんかもこれに近い。ただ今の段階では、やはり人間がデザインの大枠を決めて、あくまでもその範囲の中でちょっとだけ乱数要素を持たせた自動生成という形だが、この人間が関わる部分をどんどん減らしていこうという動きになっていくと予想される。

ゆくゆくは、例えばマップの木々や雑草が成長し、その速度は季節や場所によって変化し、人が多く通るところは拓けるが人があまり通らないところは鬱蒼と茂るといったことも可能になる。Mobやクエストの自動生成なんかもできるだろう。(そう考えると、1のNPCを特別扱いする必要もないのだが、まぁ実現の難しさから考えたステップということで・・・)

これらは単に物理シミュレーションの精度を上げてひたすらにリアルさを追求すればいいってもんでもない。いかにゲーム性(快適さ)を残しつつ、現実性を築き上げて、ゲームの面白さ、依存度を上げていくかというノウハウが今後蓄積されていくだろう。

またまた長くなったのでいったんここで区切ろう。続きはまた次回。

でわ、またね。

技術はどんどん進んでいる。

君は、自分自身のことすらよく理解できていないというのに、どうして他人のことまで理解できると思えるんだい?

・・・だからあれ程、少し暖かくしたあとにガツンと寒くするなと。

暫く寒い日が続いたけれど、みなさん元気にしてますかね。ローズのほうは、やることがあるようなないような、まったりした日々。なのでこちらでもローズと関係があるようなないようなまったりした話をしようかな。

私、思うんですよ。いつの時代でも、どれだけ歳と経験を重ねても、人とのコミュニケーションって、常に難しいなって・・。(遠い目)

「いったいどうした? ついにトチ狂ったか? ああ、春ってこういう人がいるね・・・」などと言う悪意に溢れた人のために、そしてそうじゃない人にも一部誤解があるかもしれないから一応断っとくと、私は元から思慮深いんだよ、ほんと

・・・早速話が逸れた。そう、コミュニケーションは難しいって話だった。ローズに復帰して、とみにそう思うね。楽観的な私ですらそう思うってことは、他の多くの人はもっと対人関係で思い悩んでいるかもしれない。クランに入ってみたもののなんとなく肌に合わないな・・・とか、なんか変な人に粘着されてウンザリしている・・・とか、非水さんと一緒にスレイヤーでキャッキャウフフしたいけれど、誘う勇気がない・・・とかね。そんな迷える子羊ちゃんのために、そしてこのブログのコンテンツを少しばかり充実させるために、ある話をしよう。

「充分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない」

これは20世紀を代表するSF作家であり、つい5年ほど前に亡くなられたアーサー・C・クラークの至言だが、これと同じような意味合いとして、次のことももはや自明であろう。

「充分に情報量があるヴァーチャルは、リアルと見分けがつかない」

結局のところ、我々の認識というのは、電磁波や音波、圧力のセンシングと化学反応に拠っていて、それらはすべて電気信号になる。その1つ1つにヴァーチャルもリアルもないし、定義もできない。ただの物理作用があるだけだ。

まあでもリアルと見分けがつかないくらいのバーチャルをインプットできる技術は、あと200年くらいしないと難しいだろう。正直なところ、私はそういう時代に生まれたかったね。

ただより身近な、目先の事態として現実味を帯びてきた技術もある。それはAI、すなわち人口知能だ。数年前から、 Google , Apple , facebook , Amazon など主要な企業がこぞってAI・機械学習分野に注力し始めた。その分かりやすい目に見える形が Google の自動運転 であったり Amazon の配達ドローンであったり Siri であったりするわけだけど、それだけじゃない。

AIつったって、結局はいくつかのプリミティブなパーツの組み合わせなわけでね。その構成要素は例えば遺伝的プログラミングとか、サポートベクタマシンとか、ベイジアンネットワークとかであったりするわけだ。そしてそれらの個々の要素は、例えば普通の Google 検索でも使われ、 Gmail の迷惑メールフィルタリングでも使われ、Amazon や facebook や iTunes のレコメンデーションでも使われている。つまり我々の意識しない水面下であらかたの部品とデータは蓄積できてきている。その集大成としてAIが登場することがどういう事態をもたらすか。もうなんとなく想像がつくだろう。

「充分に発達したAIは、人間と見分けがつかない」

・・・というわけだ。実際に、「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトなんてのもあって現時点で半数の私立文系大学には合格できるレベルらしい。採点者は答案を見てロボットか人間か分かるだろうか? 一昔前のコンピュータ将棋は、一目で「コンピュータらしい手」を指していた。最近はプロ棋士が棋譜を見てもコンピュータが指したとは思えないようなレベルに達している。

もちろんこれらはそれぞれの用途にカスタマイズされてるんだけど、リソースが豊かになればこれらを統合した、より汎用的なものを作ろうとする動きがでてくるだろう。じゃあこのような人間と遜色がないレベルのAIが出てくると、MMOはどうなるのか、というのを本当は話したかったんだが、前置きがだいぶ長くなったので続きはまた今度にするとしよう。

でわ、またね。

何も考えなさすぎという指摘も・・・。

あらゆる可能性があるとは言いながら、現実的には選択肢がないことも確かにある。でもそれを強制されたと思うより、自ら選んだと思うほうが、僕は好きだな。

春が近づいているのを体が察知しているのかなんなのか、最近どうも慢性的に眠たい感じ。まぁ全然悪いことではないんだけどね。寝る子は育つって言うし。成長期なのかな(どこが?)

週末のスレイヤーに向けてまったり充電モードな最近のろーかつは・・・

○ ショートクエ(証明書)

○ 3chQB & ユニオン戦

→ QB称号が追加されて3chQBが大人気に。受付開始数秒でMaxの40人になる。

ところで、ccしようと思ってキャラクター選択画面まできた時、なぜかccしたいキャラでなくて元のキャラでインしてしまうってこと、ない? 私もQB受付前の数秒を争うタイミングでそれをやらかしちゃいましてね。ダッシュで再ccしてジュノンに飛んだものの、もう既に満杯・・・orz ただね、いくら私がそんな凡ミスで3chQBを受け損ねたからといって、「おもらしひすい」と呼ぶのはやめてもらいたい。・・・運営様! ここですっ! ここで深刻な人権侵害が行われています!

○ 称号狩り

→ アレク・蜘蛛・カトゥカあたりをまったりと。特に良い物はでませんね。

20140327-01

 

さて、前回の算数の問題は、みなさん解けたかな。頭の体操くらいにはなったでしょうか。もう一度問題を載せておこうか。

5つの異なる偶数があります。この5つの数の平均は61.6、最も大きいものを除いた4つの数の平均は60.5、最も小さいものを除いた4つの数の平均は63です。この5つの偶数の中で2番目に小さいものを求めよ。

じゃあ答えを考えてみる。ちょっと長くなるけど分かりやすいように丁寧に書こう。5つの異なる偶数ってことなんで、小さい順に a ~e とでもしよう。すると、平均の定義から、

(i)  a + b + c  + d + e = 61.6 x 5 = 308

(ii) a + b + c + d = 60.5 x 4 = 242

(iii) b + c + d + e = 63 x 4 = 252

という3つの式が得られるね。イマドキの小学生は算数でアルファベットくらい使えるだろう。バカにしちゃいけない。それぞれの式を見比べながら、同じ文字を消すために引き算をする。すると、

(i) – (ii)  :  e = 308 – 242 = 66

(i) – (iii)   :  a = 308 – 252 = 56

という2つの数字が特定できた。さらに、この a や e の値を元の式のどれかに戻すと、

(iv)  b + c + d = 186

・・・はい。大体みんなこのくらいまでは普通に分かるだろう。問題はこの先だよね。求めたいのは2番目なので b の値なんだけど、見て分かる通り変数が3つあるのに式は1つしかない。この式をどう頑張って変形したところで、 b の値は求まらない。こういうのを不定方程式と言ったりする。数学で言う「不定」ってのは、解が定まらない、無数にあります、ということだ。この式もそうで、 b がなんであれそれを調整するように c と d が動けば等式はいくらでも成り立つ。(もっというと、これは3次元の平面の方程式なんで、平面上のすべての点が答えとなる)

ところがこの不定方程式も、何かしらの縛りがあると話は変わってくる。値の範囲が実数ならば解は無限にあるが、値が整数、自然数、偶数・・・といった風に制限がかかると一気に可能性は有限個に絞られる。それがこの整数問題・不定方程式の面白いところなんだけどね。

この問題で言えば、冒頭の「5つの異なる偶数」ってのがポイントだね。一番小さい数と大きい数が分かってるんで、この縛りによって、

(v)  56 < b < c < d < 66

という条件が加わることになる。しかも b , c , d は偶数だ。そうなると候補としては、 58 , 60 , 62 , 64 の4つしかないじゃないか。このうち3つを足して186になる組み合わせは・・? 1つしかない。60、62、64のセットだ。よって最終的な答えである2番目に小さい数は、60 となる。

ま、これはとても易しい整数問題だろうけど、こういうのを大学入試とかで出してもきっと2~3割の人は解けない。ガリガリと計算したり式を捏ね繰り回して変数を消去するのが数学だと思ってる人が多いけど、大事なのは、

  • 問題の条件・制限を見落とさない
  • 固定観念や先入観に囚われずに考える

という部分じゃないかなぁと思ったり。そして日常生活でも同じようなもんかな。私は正直、悩むってことがほとんどない人間なんだけど、悩み多き乙女のみなさんは、凝り固まった頭を少しほぐしてみられてはいかがかな?

でわ、またね。